報告 2017年8月23日 開催 「親子向けのイベント「夏休み!うさんぽキッズあつまれ!”アートってナンヤローネ“」

『“アート”って、ナンヤローネ!?岐阜県美術館とオーエセルがあるのは”うさ”
親子でartな「U・SA・ん・ぽ」しませんか?』の報告です。

 

今回の親子プログラムは2つのテーマにあわせて進めていきました。
①「アート」ってナンヤローネ。
企画展「日本画の逆襲 かわるもの、かわらないもの、うけつがれるもの、あらたまるもの」を展示室の中で学芸員の青山訓子さんの作品についてや作家さんの思いなどの説明をききながらの鑑賞会でした。

②所蔵品展示室では、今回の所蔵品展示は「熊谷守一の襖絵」「ルドンヲカイボウスル」というコーナーがあります。ここでは、岐阜県美術館の学芸員の絵画の修復作業された襖の展示や、美術館の所蔵を丁寧に分析する様子などが詳しく紹介されています。
岐阜県美術館は県民みんなの財産を保存して展示していることを、この大切な宝物を鑑賞すると機会を大切にしてほしいなという思いがありますので子供たちに伝えたいことでした。

岐阜県美術館は盛りだくさんの内容になっています。実習棟に「アーティスト イン ミュージアム」。ここでは「土の音」として様々な陶器の楽器があります。その音色はなんとも心やすぐ音でした。
子供たちはずっと、観ることだったので、やっと身体を動かし身体全体でアートを表現できるこのプログラムは楽しそうでした。素敵な笑顔に出会えました。

この日は、強い雨が降りはじめうさんぽはできませんでしたが、オーエセルに移動して食事を親子で楽しめました。
シェフの作るお料理をすべて食べていただき、素敵な時間がながれていました。
自己紹介や、今回の感想をお互いに伝えあい、発見もありました。

子供たちや親さんの感想を載せます。子供たち・大人もみんな、とっても大満足でした。

 

子供たちの意見としてまして、
・説明を聞いて本当に分かりやすかった。
・日本画ってもっとむかしぽくてむずかしいっておもったけど、とってもきれいでよくみるとこまかいところまでかいてあるのですごいなとおもった。
・学芸員さんって、すごいなーとおもった。
・どれももりだくさんで、どの絵もいいなーっとおもった。

 

こんかいのなかから1つ!
・もりかずさんのふすま。生活のなかに芸術があるのがすごいな。学芸員さんの修復もすごい。
・藤田の白の絵。チョークっていうのがとてもびっくりした。
・神戸さんの水色と桜の絵・・・きれいで感動した。
・山水境・・・細かいところまで描いてあり、すごかった。

 

大人の意見は、
・一つ一つ丁寧に説明をしてくれてわかりやすかった。日本画って、墨と和紙で描かれているものだと思っていたけど、こんな日本画もあるのだと知りました。
・日本人の細部における繊細な技法が随所にあること、素晴らしかった。
・逆襲ってテーマ、本当にぴったりだと思った。
・日本画をもっとみたいとおもった。
・説明がなかったら、怖い絵だなとか、じっくり観ることがなかった。最初、受けつけれなかったけど、引き込まれました。
・光の捉え方、本当に美しかった。(岡本さんの作品)
・どれもすごくて選びきれない。展覧会自体が本当によかった。
と、とても盛り上がりました。

 

今回は夏休み中に告知開始したことなどで皆さんの予定があわずに参加できなかった子も多かったです。このうさんぽキッズはずっと続けて生きたいと思っている活動ですのでまた開催します。